こんにちは。
たつき先生です。
今日は私たちが普段レッスンする中で大切にしている「お手本を見せる」事についてお話します。
日々、子どもたちとレッスンする中で年々自分の身体が重くなってきていると感じます。
年齢や練習量など、仕方がないと思ってしまいがちですが、仕方がないでは済ませたくありません。
時間を見つけトレーニングを続ける理由の一つとして、「子どもたちにはお手本を見せてあげたい」という思いがあります。
指導者がお手本を見せなくても、上手に出来る子を見て上達するという考えもあるようですが、だからといって指導者がお手本なしで指導する事に私は違和感を感じます。
レッスン時はただ技術を一方通行に伝えるのではなく、「どうすれば伝わりやすいか」を常に考えます。
「お手本を見せる」はその方法の一つです。
話す力だけで完全な指導が出来るほど素晴らしい人間ではありませんので、今自分が出来る事は全て行います。
もちろんこれは、あらゆる指導技術や補助技術をしっかり理解し、実践出来ているという前提の話です。
現役時に経験した大きな怪我や悔しい思い。それでも一番心に残っているのは「体操を通じて出会った仲間」や「楽しい」という経験です。
苦しさや厳しさを知っているからこそ、体操の楽しさを知っていると自信をもって言えます。
子どもたちの成長に負けないよう私たちも成長していきます。